PR

iOS 27 パブリックベータ ~今週配信、iPhone 18 の発売日も見えてきた~

thumbnail_apple_1920 Apple

要旨

Bloomberg の Mark Gurman 氏は、iOS 27 のパブリックベータが今週配信されると明らかにしました。Apple の開発者ベータは 6 月 8 日、6 月 22 日、7 月 6 日と 2 週間おきに規則正しく公開されており、過去の傾向から 7 月 13 日か 14 日が有力な配信タイミングとされています。今回のパブリックベータは、9 月に予定される iPhone 18 Pro や折りたたみ型の iPhone Ultra の発売日を占う手がかりにもなります。目玉機能である Siri AI は対応機種が限られているため、事前に確認しておくと安心です。

iOS 27 パブリックベータはいつ配信されるのか

Apple はこれまでに iOS 27 の開発者向けベータを 3 回配信しており、6 月 8 日、6 月 22 日、7 月 6 日と、いずれも 2 週間間隔という規則正しいペースで公開されてきました。2022 年から 2024 年までの過去 3 年間は、3 回目の開発者ベータからおよそ 5 日から 7 日後に一般向けのパブリックベータが配信されるというパターンが続いていました。このパターンに当てはめると、7 月 13 日か 14 日あたりが最有力候補ということになります。 なお昨年の iOS 26 は、新しいデザイン「Liquid Glass」の影響で動作が不安定になり、4 回目の開発者ベータを経てから 7 月 24 日にパブリックベータが公開されるという例外的な流れになりました。今年の開発者ベータはこれまでのところ安定していると評価されており、大幅な遅れは起こりにくいと見られています。

パブリックベータの参加方法

パブリックベータへの参加は無料で、以下の手順で行えます。 1. パソコンやスマートフォンのブラウザで beta.apple.com にアクセスし、Apple ID でサインインします 2. iPhone の「設定」アプリを開き、「一般」→「ソフトウェアアップデート」→「ベータアップデート」と進みます 3. 「iOS 27 Public Beta」を選択します。表示されない場合は、一度 iPhone を再起動してから確認し直してください 4. 通常のソフトウェアアップデートと同じ手順でダウンロード、インストールを行います iOS 26 が動作している iPhone であれば、iPhone 11 以降のモデルはすべて iOS 27 をインストールできます。ただし、後述する Siri AI などの一部機能には、より新しい機種が必要になります。

インストールすべきか、9 月の正式版を待つべきか

パブリックベータは開発者向けベータよりも安定しているとはいえ、正式版ではありません。アプリの不具合やバッテリーの減りが早くなるといった問題が起こる可能性があります。普段から予備の iPhone をお持ちで、試しに使ってみたいという方には向いていますが、目覚まし時計や認証、ナビ、仕事のメールなど毎日欠かせない用途で使っている iPhone には、インストールをおすすめしません。 一方で iPhone 15 Pro 以降をお使いで、新しい Siri を早く試したいという方にとっては、9 月の正式版を待たずに体験できる貴重な機会になります。正式版の配信は 9 月 14 日ごろと見込まれており、まだ 2 ヶ月ほど先です。

Siri AI の仕組みと対応機種

iOS 27 の目玉機能が、Siri を一から作り直した「Siri AI」です。会話の履歴を iCloud 経由で複数の Apple 製品と同期し、画面に表示されている内容を理解したうえで、複数のアプリをまたいだ操作を行えるようになります。Siri は今回初めて、ホーム画面上の独立したアプリとしても利用できるようになりました。 Siri AI は、リクエストの内容によって処理される場所が変わる仕組みになっています。タイマーの設定やメッセージの読み上げといった簡単な操作は端末の中だけで処理されます。もう少し複雑な依頼は、Apple が独自に設計したチップで動く「プライベートクラウドコンピュート」というサーバーで処理され、Apple の社員であってもその内容を見ることはできない設計になっています。さらに幅広い知識が必要になる高度な依頼は、Google Cloud 上の Nvidia 製 GPU で処理される仕組みです。 この Siri AI を使うには、8GB 以上の統合メモリが必要とされています。対応するのは iPhone 15 Pro 以降のモデルで、iPhone 15 や iPhone 15 Plus のように「Pro」が付かないモデルは、メモリが 6GB のため対象外です。声の抑揚を細かく調整できるもっとも高度な機能に関しては、12GB の統合メモリが必要で、現時点では iPhone Air、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Max のみが対応しています。

EU と中国では Siri AI が使えない

Siri AI は、9 月の正式版配信時点で EU 圏の iPhone や iPad では利用できません。これは EU のデジタル市場法をめぐる Apple と規制当局の協議がまとまらなかったことが理由で、ベータ版特有の制限ではなく、正式版でも同様の扱いになる見込みです。Mac や Apple Vision Pro では、対応言語であれば利用できます。 中国でも、当局による認可待ちという別の事情から、Siri AI は当面利用できません。いずれも Apple が公式に発表している内容で、9 月の正式配信までに解決する見通しは立っていません。

iPhone 18 と折りたたみ iPhone Ultra の発売スケジュール

開発者ベータが 2 週間おきに規則正しく配信されてきたことで、秋の発表イベントの日程もかなり正確に予測できるようになりました。基調講演の日程は 9 月 8 日か 9 日のいずれかが有力とされ、その後の流れは次のように予想されています。 | 時期 | 内容 | | — | — | | 7 月 13 日~14 日 | iOS 27 パブリックベータ配信開始 | | 9 月 8 日または 9 日 | Apple 発表イベント(iPhone 18 Pro、Pro Max、折りたたみ iPhone) | | 9 月 11 日 | 予約受付開始の見込み | | 9 月 14 日 | iOS 27 正式配信の見込み | | 9 月 18 日 | iPhone 18 Pro、Pro Max 発売の見込み | | 未定 | 折りたたみ iPhone「Ultra」の発売日 | 折りたたみ iPhone は、9 月のイベントで発表はされるものの、供給量の制約から発売はやや遅れる可能性があります。アナリストの Ming-Chi Kuo 氏の予測によると、7〜9 月の間に用意できる台数は 50 万台から 100 万台程度にとどまる見込みで、これは 2017 年に iPhone 8 と同時発表された初代 iPhone X が、発表から 1 ヶ月以上遅れて発売されたケースと似た状況といえます。想定価格は 2,300 ドルから 2,500 ドルとされています。

おわりに

今回のニュースをひとことでまとめると、「iOS 27 のお試し版がまもなく配信され、それと同時に秋の新型 iPhone の発売時期もかなり見えてきた」ということになります。パソコン教室にお通いの皆さんの中で、すでにお使いの iPhone がある方は、まずは焦らずに 9 月の正式配信を待つことをおすすめします。ベータ版はあくまで開発中のソフトなので、動作が不安定になることがあるためです。 もし普段使っていない予備の iPhone をお持ちでしたら、新しい Siri を一足先に体験してみるのも良い機会です。ただし Siri AI を利用できるのは iPhone 15 Pro 以降の機種に限られますので、まずはご自身の iPhone がどのモデルかを確認してから、参加するかどうかを判断されると安心です。

※ ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

出典: Tech Times

コメント