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Windows 11 の Copilot に新機能 ~PC insights で PC の状態を会話で確認~

thumbnail_windows11_1920 Microsoft

要旨

Microsoft は Windows 11 の Copilot アプリに「PC insights」という実験的な新機能を追加しています。この機能を使うと、パソコンの CPU 使用率や空き容量、グラフィックボードの種類などを会話形式で質問するだけで、Copilot が分かりやすく答えてくれるようになります。設定画面や タスクマネージャー を開かなくても、パソコンの状態を把握できる便利な仕組みです。現在はアメリカ国内で段階的に配信されているテスト段階の機能です。

PC insights とは

「PC insights」は、Copilot アプリに搭載された実験的な機能です。Microsoft のサポート情報によると、この機能は「パソコンの状態に基づいて、会話形式で質問した内容に分かりやすく答える」ことを目的としています。従来であれば 設定 画面や タスクマネージャー を自分で開いて調べる必要があった内容を、Copilot に質問するだけで教えてもらえるようになります。 現在はまだ試験運用の段階で、アメリカ国内のユーザーから順番に配信が始まっています。利用するには、Copilot の設定からこの機能を自分でオンにする必要があり、初期状態では有効になっていません。

質問できる内容

PC insights では、次のような幅広い項目について質問できます。 – メモリ(RAM)の容量や使用状況 – ストレージの空き容量 – グラフィックボード(GPU)の種類や負荷 – CPU の使用率 – ウイルス対策ソフトが動作しているかどうか – ノートパソコンのバッテリーの状態 – 接続している USB 機器や周辺機器 – Wi-Fi や Bluetooth の状態 例えば「100GB のゲームを入れる空き容量はある?」といった質問にも答えてくれるため、パソコンの操作に慣れていない方でも状況を把握しやすくなります。

権限とプライバシーの仕組み

Copilot がパソコンの情報を調べる際は、事前に必ず利用者の許可を求める仕組みになっています。許可の方法は 2 通りあり、「今回だけ許可する」か「常に許可する」かを選べます。 Microsoft によると、ファイルの中身そのものを読み取ることはなく、フォルダーやファイルの サイズ の情報だけを確認して、容量に関する質問に答えているとのことです。また、個人のファイルやシステム情報が AI モデルの学習に使われることはないと説明されています。ただし、やり取りした質問や回答そのものは、設定次第でサービス改善のために使われる場合があるとされています。

気になる点:精度とアプリの重さ

この機能は AI を使っているため、Microsoft 自身も「常に正確で完全な情報を返すとは限らない」と注意を促しています。特に試験段階の今は、表示された内容をそのまま鵜呑みにせず、参考程度に受け止めるのがよいでしょう。 また、海外のユーザーからは「動作が重い Copilot アプリで、パソコンの重さを診断するのは皮肉だ」という声も上がっています。実際、Copilot アプリは何もしていない状態でも 1 GB 近い メモリ を使うことがあり、この点については改善の余地があるとの指摘も見られます。 なお、現時点の PC insights は状況を教えてくれるだけで、問題を自動的に解決してくれるわけではありません。将来的には、簡単な設定変更などを Copilot が代わりに行ってくれる方向に発展する可能性もあります。

おわりに

今回ご紹介した PC insights は、パソコンの専門的な操作に不慣れな方にとって、特に役立ちそうな機能です。普段 タスクマネージャー や 設定 画面を開くのが苦手な方でも、Copilot に話しかけるような感覚で「今どれくらい容量が空いているか」「バッテリーの状態はどうか」といったことを教えてもらえるようになります。 まだテスト中の機能で、日本での提供時期も未定ですが、今後アップデートを重ねてより身近な機能になっていくと考えられます。教室の生徒さんにも、いずれご紹介できる日が来るかもしれません。

※ ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

出典: TechRadar

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