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ChatGPT Images 2.5 登場 ~Sketch 機能と高精度編集で進化する画像生成~

thumbnail_chatgpt_1920 OpenAI

要旨

ChatGPT の画像生成機能が進化し、新しく「ChatGPT Images 2.5」が登場しました。写真をもとにした画像の再現度が高まったほか、一部分だけを直したいときの編集精度も向上しています。さらに、手描きのラフ画をもとに画像を作れる「Sketch」という新機能も加わりました。この記事では、今回のアップデートで何ができるようになったのかを、分かりやすくご紹介します。

画像の再現性と編集精度が大きく向上

OpenAI は 2026年9月8日、ChatGPT の画像生成機能を大幅にアップデートした「ChatGPT Images 2.5」を発表しました。同社によると、ChatGPT Images や API 向けの GPT-Image モデルを合わせて、毎週 30億枚 を超える画像が作られているとのことです。 今回のアップデートでは、明るさや質感がより自然になり、手元の写真をもとに人物やペットなどを描き直すときも、元の特徴が崩れにくくなりました。たとえば赤ちゃんの写真を別の衣装に着せ替えたり、ペットに衣装を着せて描いたりといった作業が、より自然な仕上がりになります。 編集の精度も上がっており、写真の中の 1ヶ所 だけを直したい場合に、他の部分はそのまま保ちながら修正できるようになりました。背景だけを入れ替えたり、商品写真の一部だけを変更したりといった作業がしやすくなっています。加えて、会話を重ねながら何度も修正を続けても、画質が劣化しにくくなった点も大きな改善です。処理速度についても、これまでの「Images 2.0」と比べて最大 50パーセント 速くなったと案内されています。 このほか、文字を含む複雑なレイアウトや、背景を透明にした画像づくりにも対応しやすくなりました。ポスターやチラシのように、文字とイラストを組み合わせたデザインを作りたいときにも扱いやすくなっています。

手描きのラフ画から画像を作れる「Sketch」

今回の目玉機能のひとつが「Sketch」です。これは ChatGPT の画面上に直接絵を描き、それを下絵として画像を生成できる機能です。部屋のレイアウトを簡単な線で描いたり、洋服のシルエットを描いたりするだけで、それをもとにした完成度の高い画像を作ってもらえます。 絵を描くのが得意でなくても問題ありません。ラフな線を描いて、そこに文章で「どんな雰囲気にしたいか」を伝えるだけで、イメージに近い画像に仕上げてくれます。使い方は簡単で、ChatGPT の画面で「@Sketch」と入力するだけで呼び出せます。 たとえば、部屋の家具の配置を考えたいときに簡単な図を描いてイメージを伝えたり、思いついた洋服のデザインを線画で表現して形にしたりと、言葉だけでは伝えにくいアイデアを形にする手助けをしてくれます。パソコンでの絵の作成に慣れていない方でも、鉛筆で紙にメモを描くような感覚で試せる点が魅力です。

テンプレートやコメント機能で作業がもっと簡単に

真っさらな画面から作り始めるのが難しいという人向けに、「ポスター」や「グッズ」など、よく使われる用途に合わせたテンプレートも用意されました。テンプレートを選び、伝えたい内容やデザインの要望を書き加えるだけで、作業をスムーズに始められます。 このほか、作成した画像に直接コメントを書き込んで、狙った部分だけをピンポイントで修正依頼できる機能も加わりました。さらに、気に入った画像ができたときは、その画像を作るのに使ったプロンプト(指示文)も一緒に共有できるようになっています。共有された相手は、同じプロンプトをもとに自分の写真や情報を使って、自分なりの一枚を作ることができます。 なお、ChatGPT Images 2.5 は、ChatGPT の無料プランを含む全プラン、および ChatGPT Work、Codex を利用しているユーザー向けに、パソコン・スマートフォン・ブラウザのいずれでも順次利用できるようになっています。

開発者向けには API 用の新モデルも登場

自社のサービスに画像生成機能を組み込みたい開発者向けには、API 向けに 2種類 の新しいモデルが公開されました。ひとつは「GPT-Image-2.5 Flare」で、多くの用途に向いた標準モデルとして、これまでの「GPT-Image-2」より高品質でありながら、処理速度は 50パーセント 速くなっています。もうひとつの「GPT-Image-2.5 Sunburst」は、より丁寧な仕上がりを求める本格的な制作向けのモデルで、処理には少し時間がかかりますが、細かい調整までこだわりたい場合に適しています。 Adobe や Manus といった企業からも、画質の高さや処理速度の速さについて好意的なコメントが寄せられており、実務で使う画像制作の現場でも活用が進んでいるようです。

安全性への取り組みも継続

OpenAI は、画像生成に伴う安全性の確保にも取り組んでいます。作成前後の内容をチェックする仕組みに加え、画像が AI によって作られたことを示す「C2PA」という規格に基づく情報や、目に見えない透かし(電子的な印)を、これまでと同様に活用していくとしています。

おわりに

今回の ChatGPT Images 2.5 では、写真をもとにした画像づくりがより自然に、そして部分的な修正がより手軽にできるようになりました。特に、絵心がなくても簡単な線を描くだけでイメージを伝えられる「Sketch」機能は、パソコンの操作に慣れていない方でも扱いやすい機能だと感じます。 年賀状やチラシ、お孫さんの写真を使った記念のカードなど、身近な用途で「こんな画像が欲しいけれど、うまく言葉で説明できない」と感じたときに、まずは簡単な絵を描いてみるところから始められるのは嬉しいポイントです。難しい設定をしなくても、いつも通り ChatGPT を開いて試してみることをおすすめします。 また、今回のアップデートは追加の申し込みや設定変更をしなくても、順次利用できるようになる点も安心材料のひとつです。まずは普段使っている写真を 1枚 用意して、ちょっとした背景の変更や、ちょっとした加工から試してみると、これまでとの違いを実感しやすいと思います。

※ ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

出典: OpenAI

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