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Windows Copilot を呼び出せる「Hey Copilot」新機能

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要旨

Copilotに、音声で AI アシスタントを呼び出せる「Hey Copilot」というウェイクワード機能が追加されました。スマートスピーカーのように「Hey Copilot」と話しかけるだけで Copilot Voice との会話を開始できる便利な機能です。今回は、この新機能の使い方や仕組み、注意点について詳しく解説していきます。

「Hey Copilot」機能とは?

「Hey Copilot」は、音声で Copilot を起動できる機能です。PC のロックが解除されている状態で Copilot アプリが実行されていれば、いつでも「Hey Copilot」と話しかけるだけで音声会話を開始できます。

作業中に手を止めることなく質問したり、アイデアを相談したりできるため、作業の流れを維持したまま情報を得られるのが大きなメリットです。例えば、「Hey Copilot、今週末、東京都の天気は?」のように自然に話しかけることができます。

現在、この機能は Windows 版 Copilot でのみ利用可能で、ウェイクワード自体は英語でのみサポートされています。ただし、会話を開始した後は、Copilot Voice がサポートしている任意の言語で会話を続けることが可能です。

「Hey Copilot」を使うための条件

この機能を利用するには、いくつかの条件を満たす必要があります。

まず、Windows PC が起動していてロックが解除されている状態であること。当然ながらインターネットに接続されている必要もあります。そして、Copilot アプリが実行されていることが必須です。アプリは開いている状態でも、最小化されていても、バックグラウンドで動作していても構いません。

最後に、Copilot 設定でこの機能を有効にする必要があります。設定方法は簡単で、Copilot アプリで「アカウント」→「設定」→「Hey, Copilot をリッスンして会話を開始」の項目を見つけ、スイッチを切り替えるだけです。

会話の終了方法

Copilotとの音声会話を終了する方法は複数用意されています。

最もシンプルなのは「さよなら」と話しかける方法です。また、Copilot 音声インターフェイスに表示される「×」ボタンをタップして終了することもできます。

さらに、何も話さずに数秒間待つと、自動的に呼び出しが終了する仕様になっています。会話が終了すると、Copilot Voice のインターフェイスは画面から消えます。

「Hey Copilot」の技術的な仕組み

プライバシーが気になる方も多いと思いますので、この機能がどのように動作しているのかを説明します。

ウェイクワードの音声認識は、クラウドではなくPC上でローカルに実行されます。デバイス上の「スッター サービス」と呼ばれる仕組みが、Copilot アプリ実行中に常にウェイクワードをリッスンしています。

このサービスは、PC 上のローカルメモリに 10秒間のオーディオバッファーを保持していますが、このバッファーはどこにも記録・保存されません。つまり、常時録音されているわけではなく、一時的なメモリ上にのみ音声データが存在する仕組みです。

「Hey Copilot」というウェイクワードが検出されると、Copilot Voice インターフェイスが表示され、音声会話の確立が開始されます。同時に、オーディオバッファーに保存されていた音声がクラウドの Copilot Voice サービスに送信され、質問への回答に利用されます。

マイクを使用している間は、Windows のシステムトレイにその旨が表示されるため、いつマイクがアクティブなのかを視覚的に確認できます。

使用時の注意点

便利な機能ですが、いくつか知っておくべき注意点があります。

まず、PC がオフラインの場合、ウェイクワードを言った後に接続の確立を試みますが、当然ながら失敗し、呼び出しが終了します。Copilot の音声応答には、テキストベースの対話と同様にインターネットアクセスとクラウド処理が必要だからです。

バッテリーへの影響も考慮すべき点です。常時マイクをリッスンしているため、一部のユーザーではバッテリー消費が増加する可能性があります。この影響はバッテリーサイズやシステム構成、使用環境によって異なります。最新の Windows Update を適用することで、この影響を最小限に抑えられる場合があります。

また、一部の Bluetooth ヘッドセットでは、「Hey Copilot」が有効になっているとオーディオの再生品質が低下することがあるようです。この場合、ヘッドセットメーカーの最新ファームウェアやドライバーを確認してみてください。問題が解決しない場合は、「Hey Copilot」を無効にして、代わりに「Press to talk」機能を使用することをおすすめします。

おわりに

「Hey Copilot」は、Windows 版 Copilot に追加された便利なハンズフリー機能です。作業の流れを止めずに AI アシスタントに質問できるのは、生産性向上に大いに役立ちます。

プライバシーに配慮した設計になっており、音声認識はローカルで行われ、一時的なバッファーのみがクラウドに送信される仕組みです。ただし、バッテリー消費や Bluetooth ヘッドセットとの相性など、いくつかの注意点もあります。

興味のある方は、ぜひ Copilot 設定から機能を有効にして試してみてください。ハンズフリーで AI アシスタントを活用する新しい体験ができますよ。

出典: Microsoft

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