PR

ProducerAI が Google Labs に参加 〜 AI で誰でも音楽クリエイターに 〜

thumbnail_google_1920 Google

要旨

2026 年 2 月 24 日、Google は AI を使った音楽制作プラットフォーム「ProducerAI」が Google Labs に加わったことを発表しました。ProducerAI は、音楽の知識がなくても自然な言葉で指示するだけで楽曲を作れるツールで、歌詞の作成からメロディの調整、さらには音楽動画の生成まで幅広くカバーします。Google DeepMind が開発した最新の AI モデルを活用しており、現在 250 以上の国・地域で無料プランと有料プランが提供されています。


ProducerAI とはどんなツールなのか

ProducerAI は、AI を使って誰でも音楽を作れるようにするための創作支援プラットフォームです。「ローファイビートを作って」のようなシンプルな一言から始めて、音に残響をかけたり、低音を強調したり、ジャンルを混ぜ合わせたりと、どんどん自分だけの楽曲へと仕上げていくことができます。歌詞の作成、メロディの精錬、まったく新しいジャンルの開拓まで、創作の幅広い場面で活躍します。

なお、ProducerAI から生み出されたすべてのコンテンツには、Google DeepMind が開発した「SynthID」という目に見えない電子透かしが自動的に埋め込まれます。これにより、AI が作った音楽であることを識別できる仕組みが整えられています。


Google DeepMind の最新 AI モデルを活用

ProducerAI の中心を担うのは、Google DeepMind の各種 AI モデルです。テキスト理解や会話には「Gemini」、音楽生成には最新の高品質モデル「Lyria 3」、映像生成には「Veo」、画像生成には「Nano Banana」が使われています。

特に Lyria 3 はプロ仕様の音楽生成モデルで、リズムや楽器の編成といった音楽的な要素を深く理解しており、テンポの調整や歌詞のタイミング合わせといった細かいコントロールも可能です。この Lyria 3 のプレビュー版が ProducerAI に搭載されています。


アーティストとともに作られたプラットフォーム

ProducerAI はプロのアーティストと密に連携しながら開発されてきました。グラミー賞受賞ラッパーの Lecrae や人気 DJ デュオの The Chainsmokers も開発に参加しており、現場で活躍するクリエイターの視点が反映されています。

また、Google DeepMind や YouTube と共同で運営している「Music AI Sandbox」では、プロのミュージシャン向けに実験的な AI ツールを提供してきました。グラミー賞受賞アーティストの Wyclef Jean も Lyria を使って楽曲「Back From Abu Dhabi」を制作するなど、著名アーティストとの協力が Lyria 3 の開発に大きく貢献しています。


「Spaces」機能で自分だけの楽器を作れる

ProducerAI が今後力を入れていく機能のひとつが「Spaces」です。これはアーティストが自然な言葉を使って、シンプルなキーボードから複雑なモジュラー式音響環境まで、まったく新しい楽器やエフェクトを作り出せるミニアプリ機能です。作成した Spaces は他のユーザーと共有したりリミックスしたりすることもできます。

ProducerAI の記事を執筆した Google Labs シニアディレクターの Elias Roman 氏は、個人的にも誕生日ソングや自分用のワークアウト用 BGM を ProducerAI で作成するなど、日常の創作活動に活用しているとのことです。


おわりに

ProducerAI の登場によって、これまで音楽制作に縁がなかった人でも、アイデアをそのまま楽曲として形にできる時代が近づいています。専門的な機材や音楽理論の知識がなくても、言葉ひとつで自分だけの音楽を作れるというのは、多くの人にとって新しい自己表現の手段となるでしょう。誕生日や記念日のためのオリジナル曲、日常のシーンに合わせた BGM など、音楽との関わり方がぐっと身近になりそうです。

ProducerAI は www.producer.ai から無料で試すことができます。


※ ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

出典: Google blog

コメント