要旨
Apple は 2026 年 3 月 3 日、最新チップ「M5」を搭載した新しい MacBook Air を発表しました。世界で最も多く売れているノートブックがさらに進化し、AI 処理性能の大幅な向上、標準ストレージの 2 倍増量、最新ワイヤレス規格への対応など、日常使いからクリエイティブな作業まで幅広いシーンで恩恵を受けられる内容になっています。13 インチと 15 インチの 2 サイズ展開で、3 月 4 日より予約注文が始まり、3 月 11 日から販売開始となります。
M5 チップが引き出す驚きの処理性能
今回の最大の目玉は、新しい「M5」チップの搭載です。M5 は 10 個の処理コアを持つ頭脳部分(CPU)と、映像や画像処理を得意とする部分(GPU)がそれぞれ最大 10 コアという構成で、特に AI 関連の処理速度が際立っています。
ひとつ前の世代である M4 搭載モデルと比べると AI 処理が最大 4 倍高速になり、さらに古い M1 搭載モデルと比べると最大 9.5 倍という数字が出ています。動画の画質を自動で上げる作業や、3D のレンダリング、画像編集なども軒並み大幅に速くなっており、プロの作業でも十分に使える性能を備えています。
また、メモリの読み書き速度も前世代から 28 パーセント向上しており、複数のアプリを同時に立ち上げてもスムーズに動作するようになっています。ファンレス(冷却ファンなし)設計はそのままで、静かな環境を保ちながらこの性能を実現している点も MacBook Air らしい特長です。
標準ストレージが 2 倍に、最大 4TB まで選択可能
これまでの MacBook Air は標準の保存容量(ストレージ)が 256GB でしたが、新モデルでは 512GB に倍増しました。写真や動画、書類などのデータを気にせず保存できるようになっています。
さらに今回から最大 4TB まで容量を増やせるようになりました。これは MacBook Air として初めての対応で、大量の写真ライブラリを扱うクリエイターや、重いデータを扱う学生などにとっても余裕を持って使えます。加えて、新しい SSD は読み込み・書き込みの速度も前世代比で 2 倍になっており、ファイルを開く・保存するといった日常の操作がより速く快適になっています。
Wi-Fi 7 と Bluetooth 6 に対応、つながりもアップグレード
Apple が独自に設計した新しいワイヤレスチップ「N1」の搭載により、最新の無線 LAN 規格「Wi-Fi 7」と「Bluetooth 6」に対応しました。Wi-Fi 7 は現在広く使われている Wi-Fi 6 よりも通信速度が速く、混雑した環境でも安定して繋がりやすい規格です。
外出先での作業が多い方やオンライン会議をよく利用する方にとっては、体感できる改善につながりやすい部分です。また、Bluetooth 6 の対応によりイヤホンやマウスなどの周辺機器との接続もより安定します。
macOS Tahoe と Apple Intelligence が体験を広げる
新しい MacBook Air には、最新 OS「macOS Tahoe」が搭載されています。外見デザインが新しくなり、フォルダやアプリのアイコンに色をつけてカスタマイズできる機能が追加されました。
Apple の AI 機能「Apple Intelligence」も日本語を含む複数言語で利用できるようになっており(ベータ版)、メッセージアプリでのリアルタイム翻訳、リマインダーの自動整理、PDF からデータを抽出してスプレッドシートに転記する作業の自動化など、実用的な AI 機能が幅広く使えます。近くに iPhone があれば Mac から直接電話に出ることもでき、Apple 製品同士の連携もさらに便利になっています。
価格は 13 インチモデルが 184,800 円(税込)から、15 インチモデルが 219,800 円(税込)からとなっています。学生・教職員向けの割引価格も用意されています。カラーはスカイブルー、ミッドナイト、スターライト、シルバーの 4 色展開です。
おわりに
今回の M5 搭載 MacBook Air は、処理性能・ストレージ容量・通信速度のすべてが前世代から大きく底上げされており、「普段使いのパソコンをそろそろ買い替えたい」と思っている方にとって、タイミングとしても内容としても魅力的な選択肢になっています。
AI 機能が日本語でも使えるようになったことで、文章の翻訳・要約・自動整理といった作業が日常的に活用しやすくなります。学生が授業で使う資料整理から、在宅勤務でのオンライン会議・書類作成、写真や動画を楽しむ一般の方まで、幅広い層にとってひとまわり便利な日常が期待できる一台です。
※ ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
出典: Apple Newsroom

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