要旨
AI チャットサービス「ChatGPT」に、音楽認識アプリ「Shazam」が統合されました。2026 年 3 月 9 日から世界向けに展開が始まり、ChatGPT の画面を離れることなく、その場で流れている曲名やアーティスト名をすぐに調べられるようになりました。iOS・Android・Web のいずれからでも利用でき、Shazam アプリ本体のインストールは不要です。
Shazam とは
Shazam は、スマートフォンのマイクで周囲の音を拾い、曲名やアーティスト名を数秒で教えてくれる音楽認識サービスです。2018 年に Apple が買収し、現在は Apple 傘下のサービスとして世界中で広く使われています。「あの曲、なんていう名前だっけ?」という場面で手軽に使えると、長年にわたって多くのユーザーに親しまれてきました。
ChatGPT との統合で何が変わるのか
これまでは曲名を調べたいとき、一度 ChatGPT の画面を閉じて Shazam アプリを起動する必要がありました。今回の統合により、ChatGPT の会話画面のまま「Shazam、この曲は何?」と入力するだけで、曲の認識が始まります。結果として表示されるのは曲名・アーティスト名・アルバムアートワーク、そして自分が過去に何回その曲を Shazam したかの回数です。また、曲の試聴(プレビュー)も ChatGPT の画面内でそのまま行えます。
さらに注目したいのが、Shazam アプリがデバイスにインストールされていなくても機能する点です。ストレージの空き容量が少ないスマートフォンでも、ChatGPT さえ入っていれば曲名を調べられるようになりました。なお、Shazam アプリがインストール済みの場合は、ChatGPT 経由で認識した曲が自動的に Shazam のライブラリに保存されます。
使い方:設定から認識まで
利用するには、最初に一度だけ設定が必要です。手順はシンプルで、ChatGPT の設定画面から「Apps(アプリ)」を開き、Shazam を検索してアカウントを連携するだけです。公式の直接リンク(https://chatgpt.com/apps/shazam/)からでもすぐにアクセスできます。
設定完了後は、ChatGPT の会話欄に「Shazam」から始まるメッセージを入力するか、/Shazam と入力することで音楽認識機能が起動します。マイクへのアクセス許可を求められたら許可してください。認識ボタンをタップするとすぐに曲の聴き取りが始まり、数秒で結果が表示されます。
また ChatGPT には Apple Music や Spotify との連携機能もすでに備わっているため、認識した曲をもとにプレイリストを作成するといった発展的な使い方も可能です。
おわりに
ChatGPT と Shazam の統合により、AI チャットの会話の流れを途切れさせることなく曲名を調べられるようになりました。「お店で流れている曲が気になった」「テレビから聞こえた BGM を知りたい」そんな日常のちょっとした瞬間に、アプリを切り替える手間なくすぐに答えが得られます。Shazam アプリ本体が不要なため、スマートフォンの容量を節約したい方にも朗報です。ChatGPT をすでに日常的に使っている方は、ぜひ一度試してみてください。
※ ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
出典: PCWorld


コメント