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Word for iPhone に Copilot が共同編集者として登場 〜アプリを行き来せずに文書作成が完結〜

thumbnail_microsoft_1920 Microsoft

要旨

Microsoft は、iPhone 版 Word に Copilot を共同編集者として直接組み込む新機能を発表しました。これまでは Word と Copilot アプリを行き来する必要がありましたが、今後は Word の画面から離れることなく文書の作成・修正・整形が一気に行えるようになります。この機能は「Microsoft 365 Copilot」のライセンスを持つすべての Word for iOS ユーザーを対象に提供されています。

Copilot が Word の「共同編集者」になるとは

これまでの Copilot は、Word とは別のアプリやパネルとして動作することが多く、使うたびに画面を切り替える手間がありました。今回の新機能では、Copilot が Word 文書の中に直接組み込まれ、まるで隣で一緒に作業してくれる相手のように働きます。

Copilot はテキストの生成だけでなく、Word に組み込まれたスタイル(見出しや段落の書式など)を使いながら内容を整えてくれます。文書の構成が統一されたまま仕上がるので、後から手直しする手間が減ります。なお、この機能はかつて「Agent mode」と呼ばれていたものの正式版にあたります。

基本的な使い方

操作の流れはシンプルです。

  1. iPhone で Word を開き、Microsoft 365 Copilot のライセンスが紐付いたアカウントでサインインします。
  2. 新しい文書を作成するか、既存の文書を開いて「Edit document(文書を編集)」を選択します。
  3. 画面内の Copilot アイコンをタップしてチャット欄を開きます。
  4. テキスト入力欄に作業の内容を入力して送信します。

編集中であることを示すアイコンが表示されていない場合は、上部バーの編集アイコンから「Edit view(編集表示)」に切り替えることで利用できます。

知っておきたい機能と注意点

便利な使いこなし方

Copilot への指示は具体的であるほど精度が上がります。たとえば「9月のデータまとめメールにある数字をもとに表を更新して」のように、参照する資料の名前を含めると効果的です。既存のファイルやメール・会議メモを参照させたい場合は、入力欄で「/」を入力してファイル名を検索するか、表示されるパネルから選択できます。

共有ファイルを編集する際には、Copilot は変更内容をチャット画面でプレビューしてから確認を求める仕様になっています。意図しない変更が共同作業者に伝わってしまうことを防ぐための配慮です。

現時点での制限事項

いくつかの点はまだ対応していません。Copilot が直接操作できるのは現在開いている Word 文書のみで、新しいファイルを作成することはできません。また、文書への画像の挿入・生成、コメントの追加や変更、変更履歴(Track Changes)のオン・オフ切り替えや承認・却下といった操作も現時点では非対応です。

変更を元に戻したい場合は、通常の「元に戻す」操作か、ファイルの以前のバージョンを確認する機能を使って対応できます。

対象ユーザーとフィードバック

この機能は、Microsoft 365 Copilot ライセンスを持つすべての Word for iOS ユーザーが対象です。追加の設定や申請は不要で、対象アカウントでサインインしていれば自動的に利用できる状態になっています。

フィードバックは Copilot チャット画面内のサムズアップ・サムズダウンボタンから送ることができます。使ってみて気になった点や改善要望があれば、積極的に送ってみると今後の機能向上につながります。

おわりに

スマートフォンで文書を作成する場面は、仕事だけでなく学校のレポートや個人の記録など、さまざまなシーンで増えています。これまでは「外出先でゼロから文章を書くのは大変」と感じることも多かったと思いますが、Copilot が Word の中で直接手伝ってくれるようになると、その壁がかなり低くなります。

ライセンスが必要という点はありますが、すでに Microsoft 365 を使っている方にとっては今すぐ試せる機能です。iPhone を使って文書作成をすることが多い方は、一度試してみる価値がありそうです。

※ ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

出典: Microsoft

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