要旨
OpenAI が ChatGPT のスマートフォンアプリに Codex のリモートコントロール機能を追加しました。これにより iPhone や Android から、Mac や PC で動作している Codex を操作・管理できるようになります。外出先でも AI エージェントの作業を承認したり、新しい指示を出したりと、場所を問わずコーディング作業を継続できる環境が整いました。
Codex とはどんなツールか
Codex は OpenAI が提供する AI コーディングエージェントです。プログラムのコードを自動で書いたり、テストを実行したり、ファイルを操作したりと、開発者の作業をまるごとサポートしてくれます。
もともとはコマンドラインツールとして始まり、2026 年 2 月に Mac 向けの専用アプリとして正式リリースされました。Mac 上で Codex を起動しておくと、AI が自律的に作業を進めてくれるという仕組みです。
スマホから Codex を操作できるようになった
今回の更新で、ChatGPT の iPhone・Android アプリから Codex に接続し、リモートで操作できるようになりました。
OpenAI は「エージェントが長時間にわたる作業をこなすようになると、新しい協力スタイルが生まれてきます。作業を止めないためには、質問への回答、Codex の進捗確認、方向転換、次のステップの承認、新しいアイデアの追加などを、手軽に行えることが大切です」と説明しています。
つまり、外出中でもスマホを使って Codex の進み具合を確認したり、承認作業を行ったりできるということです。
リモートで何ができるのか
ChatGPT モバイルアプリ上の Codex 機能では、以下のようなことができます。
ノートパソコン・Mac mini・リモート環境など、Codex が動いている任意のマシンに接続すると、アプリがその環境の最新状態を読み込みます。スレッドの確認、出力結果のレビュー、コマンドの承認、モデルの切り替え、新しいタスクの開始まで、スマホ上でひと通りの作業が可能です。
ファイルや認証情報・設定はすべて元のマシン上に残ったまま、スクリーンショット・ターミナルの出力・差分・テスト結果といった情報がリアルタイムでスマホに届きます。単なるリモートデスクトップとは異なり、AI エージェントの「司令塔」として使えるイメージです。
対応状況と今後の予定
Codex のリモートアクセス機能は 2026 年 5 月 14 日より、iPhone・Android 向けに順次配信が開始されています。利用するには ChatGPT モバイルアプリと Codex の macOS アプリを最新版にアップデートする必要があります。
セットアップは Codex のデスクトップアプリのサイドバーから行えます。Windows 版 Codex へのリモートアクセス対応については、今後提供予定とアナウンスされています。
おわりに
「AI が勝手に作業してくれている間、スマホで確認・承認できる」というのは、開発者にとって非常に便利な仕組みです。コードを書く仕事でなくても、AI エージェントが自律的に作業を進める時代には、こうした「外出先からの管理」がごく普通のことになっていくかもしれません。
シニアの生徒さんには少し難しいと感じる部分もあるかもしれませんが、「パソコンに任せた作業をスマホで見守れる」というイメージで捉えていただけると、AI の便利さが少し身近に感じられるのではないかと思います。
※ ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
出典: 9to5Mac


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