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Mistral AI の新エージェント ~Vibe で仕事もコードも一括管理~

thumbnail_mistral_1920 Mistral

要旨

Mistral AI が提供する AI エージェント「Vibe」が大幅に進化しました。以前の「Le Chat」から名称が変わり、仕事効率化とコーディングを一体化した新しいエージェントとして生まれ変わりました。メールや予定の確認から資料作成、プログラム開発まで、幅広い作業をまとめて任せられるツールです。

Vibe とはどんなツールか

Mistral AI は 2026年5月28日、AI チャットサービス「Le Chat」を「Vibe」に改称し、機能を大きく拡張したと発表しました。 Vibe は大きく2つのモードに分かれています。ひとつは「Work Mode(仕事モード)」、もうひとつは「Code Mode(コードモード)」です。どちらも同じアカウントとプランで利用でき、これまでの会話履歴や設定もそのまま引き継がれます。 シンプルに言えば、「仕事の雑務をまとめて片付けてくれる秘書」と「プログラムを自動で書いてくれるアシスタント」が一緒になったサービスです。

Work Mode:仕事の段取りをまるごとお任せ

Work Mode は、複数のステップにわたる長い作業を自動でこなしてくれる機能です。 たとえば朝一番に「昨日届いたメールを確認して、今日の予定に合わせてやることリストをまとめて」と指示するだけで、Vibe がメール・カレンダー・書類を横断して情報を集め、まとめを作成してくれます。 対応しているサービスは Google Workspace、Outlook、SharePoint、Slack、GitHub など幅広く、会社で使っているシステムと連携して作業を進めることができます。また、決まった時間に同じ作業を繰り返し実行するスケジュール機能も備えており、週次レポートの自動生成なども可能です。 作業の進捗はリアルタイムで画面に表示され、どの手順で何をしているかを確認しながら進められるので安心感があります。

Code Mode:プログラムの作成から公開まで自動化

Code Mode は、プログラムの開発作業を AI が代わりに行ってくれる機能です。 GitHub と連携して、機能の追加・バグの修正・コードの整理といった作業を指示するだけで、AI が実際にコードを書いてプルリクエスト(変更の提案)を作成します。作業は独立した安全な環境の中で行われるため、既存のファイルに誤って影響が出る心配も少ない設計です。 また、複数の作業を同時並行で実行できるため、コンピューターの電源が切れている間も処理を続けることができます。Slack からの指示で作業を開始するといった連携機能も 2026年6月に予定されています。

VS Code 拡張機能と CLI の強化

今回のアップデートでは、プログラマー向けのツールも充実しました。 Visual Studio Code(VS Code)という人気のプログラム編集ソフト向けに、Vibe の新しい拡張機能が公開されました。サイドパネルから AI に指示を出しながらコードを編集でき、ファイルの参照やプロジェクト全体への反映もスムーズに行えます。 コマンドライン(文字を打ち込んで操作する方法)でも利用できる「Vibe CLI」も強化されており、繰り返し作業のコマンド化・作業途中での計画変更・クラウドへの引き継ぎといった機能が追加されました。

おわりに

Vibe は無料から利用でき、より高度な機能は月額 $14.99 の Pro プランで使えます。チーム向けには月額 $24.99 のプランも用意されています。 AI がメールの整理・会議の準備・資料作成・プログラム開発までをひとつのサービスで担ってくれる時代になってきました。「難しそう」と感じる方も、まずは無料の範囲で試してみると、その便利さが実感できると思います。仕事の段取りが苦手な方にも、強い味方になってくれるツールです。

※ ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

出典: Mistral AI

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