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OpenAI が Ona を買収 ~Codex がクラウドで長時間作業できるように~

thumbnail_chatgpt_1920 OpenAI

要旨

OpenAI が企業向けクラウド実行技術を持つ Ona を買収すると発表しました。この買収により、AI コーディングツール「Codex」がより長時間・大規模な作業をセキュアに処理できるようになります。Codex は現在、週 500 万人以上が利用しており、今後はノートパソコンの画面を閉じた後も作業を継続できる「永続的な実行環境」の実現を目指します。

Ona とはどんな会社?

Ona は、開発者がソフトウェア開発をローカルのパソコンからクラウドへ移行できるよう支援してきた会社です。これまでに 200 万人以上の開発者が Ona のセキュアなクラウド環境を利用しており、OpenAI とも共通の顧客を持っています。 簡単に言うと「クラウド上に安全な作業スペースを用意する」技術を持つ専門企業です。この技術が、今回の買収で Codex に組み込まれることになります。

Codex の「困りごと」を Ona が解決する

Codex はもともとソフトウェア開発者向けのツールとして生まれましたが、今では幅広い人々が調査・分析・自動化などの複雑な作業に活用しています。週あたりの利用者数は今年初めと比べて 400% も増加しています。 しかし、これまでの Codex には課題がありました。作業が長くなると、ノートパソコンを閉じたり席を離れたりすると途中で止まってしまうことがあったのです。数時間や数日にわたる大きな作業を任せたい場合、ずっとその場にいなければならないのは不便です。 Ona の技術を取り入れることで、Codex は「使っている端末から離れても、クラウド上で作業を続けられる」ようになります。外出先からスマートフォンで進捗を確認したり、指示を追加したりすることも可能になる見込みです。

企業が安心して使えるセキュリティも強化

企業が AI ツールを業務に導入する際、もっとも気になるのが「セキュリティ」と「管理のしやすさ」です。どこで動いているのか、誰がアクセスできるのか、ログはどう記録されるのか——こうした点が不透明だと、会社としては使いづらいですよね。 Ona の「顧客管理型実行モデル」は、AI のエージェント(自律的に作業するプログラム)が企業自身のクラウド環境の中で動く仕組みを提供します。OpenAI が頭脳(AI の賢さ)を担い、Ona がその「安全な作業場」を提供するイメージです。これにより企業はデータの保管場所や権限の範囲などを自分でコントロールしながら、Codex のフル機能を活用できるようになります。

おわりに

今回の OpenAI による Ona の買収は、AI ツールを「ちょっと試す」から「本格的に仕事で使う」段階へ進めるための重要な一歩です。 私たちのような一般ユーザーにとっては、将来的に ChatGPT や Codex に「長い作業を丸ごとお願いしたら、寝ている間に終わっていた」という体験が現実になるかもしれません。仕事の効率化はもちろん、時間の使い方そのものが変わっていく可能性があります。 買収の完了には規制当局の承認など、いくつかの手続きが必要です。それまでは OpenAI と Ona はそれぞれ独立した会社として運営されます。今後の続報にも注目しておきたいところです。

※ ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

出典: OpenAI

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