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Grok Imagine Video 1.5 ~高品質な AI 動画生成が さらに速く~

thumbnail_grok_1920 SpaceXAI

要旨

xAI が開発する AI チャット「Grok」の動画生成機能「Grok Imagine Video 1.5」が2026年6月16日に正式リリースされました。前バージョンと比べて音声・動き・生成速度のすべてが向上し、約25秒で6秒間の動画を作れるようになっています。スマートフォンアプリや Web ブラウザから誰でも手軽に試せるほか、開発者向け API でも正式提供が始まっています。今回はその主な改善点と新機能をまとめてご紹介します。

音声がより自然になった

動画を生成するとき、映像だけでなく「音」も同時に作り出せるのが Grok Imagine Video 1.5 の特長の一つです。効果音や環境音(風の音、雑踏の音など)はもちろん、登場人物のセリフも映像のタイミングに合わせてきれいに生成されるようになりました。 以前のバージョンでは、音と映像がわずかにズレてしまうことがありましたが、今回の更新でそのズレが大幅に改善されています。セリフの聞き取りやすさも向上しており、より本物らしい動画に仕上がります。

動きと物理表現が自然になった

動画の中で人や物が動くとき、以前は映像が途中で歪んだり、動きが不自然になったりすることがありました。Grok Imagine Video 1.5 ではこの点が改善され、動きが最後まで安定して続くようになっています。 たとえば水が流れる場面や、風に揺れる草木、走る人の動作なども、より現実に近い自然な表現になっています。「物理演算」という言葉を使わずに説明すると、「重さや勢いのある動き」がリアルに再現されるようになったということです。

生成速度が約2倍に向上した

「Grok Imagine Video 1.5 Fast」というモデルでは、動画の生成スピードが大幅に速くなっています。6秒・720p(標準的な画質)の動画を約25秒で生成できるようになりました。これは以前の40秒以上かかっていたものと比べると、ほぼ2倍近い速さです。 待ち時間が短くなることで、気軽に試行錯誤できるようになります。「もう少し別の雰囲気で作り直したい」と思ったときにも、素早く次の動画を生成できるのはうれしい点です。 この Fast モデルは、grok.com/imagine の Web サイトおよび iOS・Android アプリで利用できます。

使い勝手を高める新機能も追加

動画生成そのものの性能向上だけでなく、使い勝手を高める新機能も数日中に順次追加される予定です。 **Projects(プロジェクト)機能**では、作った動画や画像を整理してフォルダのようにまとめておくことができます。サイドバーに表示されるので、すぐに目的の作品にアクセスできます。 **複数エージェント同時実行**は、複数の動画を一度に並行して生成できる機能です。1本目の生成が終わるまで待たなくても、次々と指示を出して同時に動かせます。作業の効率が大きく上がります。 **ライブラリ検索**機能では、これまで作った画像や動画をキーワードで検索できるようになります。大量の作品が溜まってきても、目的のものをすぐに見つけられます。

開発者向け API でも正式提供開始

プログラムを使って Grok Imagine Video 1.5 の機能を活用したい方向けに、xAI が提供する API でも正式リリース(プレビュー終了)となりました。モデル名は `grok-imagine-video-1.5` です。 使い方はシンプルで、最初の1枚の画像を用意し、「どのように動かしたいか」をテキストで指示するだけです。解像度や動画の長さも指定できます。たとえば「戦場の兜がゆっくり風に揺れる場面」のような指示を入力すると、その通りの動画が生成されます。 プログラミングに慣れた方であれば、自分のアプリやサービスに動画生成機能を組み込むことも可能です。

おわりに

Grok Imagine Video 1.5 は、AI が動画を作る技術の進歩を実感できるアップデートです。音声・動き・速度のすべてが改善され、スマートフォンからでも気軽に試せるようになっています。 「動画を作るのは難しそう」と感じている方も、テキストで指示を入力するだけで短い動画が完成しますので、一度下記 URL にアクセスして試してみてはいかがでしょうか。AI の進化を実際に体験できる良い機会だと思います。

※ ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

出典: xAI

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