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Adobe が ChatGPT で Photoshop・Express・Acrobat を提供開始 〜使用方法〜

thumbnail_adobe_1920 Adobe

要旨

Adobe は 2025 年 12 月 10 日、ChatGPT 上で Adobe Photoshop、Adobe Express、Adobe Acrobat の 3 つのアプリケーションを利用できるようになったと発表しました。この統合により、ChatGPT の週 8 億人のユーザーが、チャット画面を離れることなく、会話形式で画像編集やデザイン作成、文書変換といった作業を簡単に行えるようになります。専門的なスキルがなくても、自分の言葉で指示するだけで Adobe の強力なツールを使いこなせるという画期的なサービスです。

ChatGPT で使える Adobe アプリの特徴

今回 ChatGPT に統合された Adobe アプリは、それぞれ特徴的な機能を備えています。Adobe Photoshop では、画像の特定部分の調整、明るさ・コントラスト・露出などの微調整、グリッチやグローといったクリエイティブ効果の適用が可能です。画質を維持したまま編集できるため、初心者でも安心して使えます。

Adobe Express では、プロフェッショナルなデザインテンプレートの参照、テキストの入力と画像の置き換え、デザインのアニメーション化、そして編集の繰り返しがチャット内で完結します。招待状やポスターなど、あらゆる場面で目を引くコンテンツを作成できます。

Adobe Acrobat では、PDF の編集、テキストや表の抽出、複数ファイルの整理・結合、ファイル圧縮と PDF 変換が可能です。さらに機密情報の編集機能も備えているため、ビジネス文書の作成や管理にも適しています。

エージェント AI とモデルコンテキストプロトコル

この機能は、Adobe が推進するエージェント AI とモデルコンテキストプロトコル (MCP) を活用した会話体験の一環として提供されています。今年リリースされた Acrobat Studio は、静的な文書をインタラクティブな AI 搭載ワークスペースに変換し、ユーザーが質問したりインサイトを得たりできる環境を実現しました。

また Adobe MAX では、Photoshop と Adobe Express 向けの AI アシスタントが発表され、誰もが自分の言葉で創作活動を行い、世界クラスのツールで成果物を洗練できるようになっています。さらに複数の Adobe アプリを横断して作業できる Adobe Firefly 向けの AI アシスタントも近日公開予定です。

ChatGPT での Adobe アプリの使い方

初期設定と連携方法

ChatGPT で Adobe アプリを使用するには、まず初期設定が必要です。ChatGPT の画面左下にあるユーザー名をクリックし、表示されるメニューから「設定」を選択します。設定画面が開いたら、「アプリとコネクター」または「Apps & Connectors」という項目を探してクリックしてください。

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アプリとコネクター画面には、ChatGPT と連携できる様々なアプリケーションが一覧表示されています。この中から「Adobe Acrobat」「Adobe Photoshop」「Adobe Express」を見つけて選択します。Adobe のアプリ説明画面が表示されたら、「連携」または「Connect」ボタンをクリックします。

Adobe アカウントへのログイン画面が表示されますので、お持ちの Adobe アカウントの ID とパスワードを入力してログインします。Adobe アカウントをお持ちでない場合は、この段階で新規作成することも可能です。ログインが完了すると、ChatGPT が Adobe のサービスにアクセスする権限を求める画面が表示されます。内容を確認して「許可」をクリックすれば、連携設定は完了です。

実際の操作方法

連携設定が完了すれば、ChatGPT で Adobe アプリを使うのは非常に簡単です。チャット画面でアプリ名に続けて、やりたい操作を入力するだけで利用できます。例えば「Adobe Photoshop、この画像の背景をぼかす方法を教えてください」と入力すれば、ChatGPT が自動的にアプリを表示し、状況に応じて操作をガイドしてくれます。

会話形式で編集を進められるため、専門用語を知らなくても直感的に操作できます。さらに Photoshop のスライダーのような直感的なツールも用意されており、画像の明るさやコントラストを視覚的に調整できます。ChatGPT 内で作業を完結できるため、複数のアプリを切り替える手間がなく、作業効率が大幅に向上します。

より高度な編集を行いたい場合は、ChatGPT から Adobe のネイティブアプリにシームレスに移行できます。中断したところから再開できるため、簡単な編集は ChatGPT で済ませ、細かい調整は専用アプリで行うといった使い分けも可能です。

おわりに

Affiniy が Canva に買収され、Affinity 3 として無償化。このターンから Adobe の次の一手は驚きのものでした。

この統合により、これまで Adobe の専門的なツールに手が届かなかった人々も、クリエイティブな作業を気軽に楽しめるようになります。ChatGPT という身近なプラットフォームで、世界最高峰の画像編集・デザイン・文書作成ツールが使えるようになったことは、クリエイティビティの民主化において大きな一歩といえるでしょう。

※ ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

出典: Adobe

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