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X に画像 AI 編集機能が登場

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要旨

X(旧 Twitter)に、投稿された画像を AI で編集できる新機能が 2024 年 12 月 24 日頃から登場しました。この機能は X に投稿されているどの画像でも選択でき、簡単なテキスト指示だけで背景の変更や文字の追加などができます。無料ユーザーでも利用できますが、一定回数を超えると有料プランへの契約を促されます。便利な一方で、フェイク画像の作成や著作権侵害といった問題も指摘されており、利用には注意が必要です。

AI で画像を編集できる新機能の仕組み

Web やアプリで X を開くと、投稿された画像を選択したときに「画像を編集」というボタンが表示されるようになりました。このボタンをタップまたはクリックすると、プロンプト(指示文)を入力する画面が現れます。例えば「背景を青空にして」「文字を赤色に変えて」といった指示を入力すると、AI の Grok が自動的に編集を行い、2 パターンの編集結果を表示します。

この機能を使えば、投稿画像に文字を追加したり、背景を入れ替えたり、写り込んだ人物を消すといった編集が誰でも簡単に行えます。専門的な画像編集ソフトを使わなくても、テキストで指示するだけで思い通りの加工ができるのが大きな特徴です。

無料ユーザーも利用可能だが制限あり

Grok は 2024 年 12 月上旬に無料ユーザー向けに開放されましたが、無料版では利用回数に制限があります。無料ユーザーは 2 時間ごとに最大 10 回まで Grok との会話が可能で、画像生成は 1 日 3 枚までという制限が設けられています。画像編集機能についても、この制限の中で利用する形となり、一定回数を超えると有料プランへの加入を促すメッセージが表示されます。

有料プランである X Premium に加入すれば、より多くの回数を利用でき、さらに高度な機能も使えるようになります。ただし、日常的にちょっとした編集を楽しむ程度であれば、無料版でも十分に活用できます。

便利だが悪用のリスクも

X ユーザーからは「最悪なシステム」「悪用以外の使い道ある?」といった批判的な声が相次いでいます。というのも、この機能は自分が投稿した画像だけでなく、他人が投稿した画像も編集できてしまうからです。

例えば、誰かの投稿した写真を勝手に加工してフェイク画像を作成したり、本来の意図とは異なる形で画像を改変して再投稿したりすることが容易になります。また、著作権で保護されている画像を無断で編集・公開すれば、意図しない著作権侵害につながる可能性もあります。

AI 生成画像であることの表示

画像加工機能で作成した画像を投稿すると、AI 生成されたものであることを示す「画像を編集」という表示が現れます。この表示をクリックすると、加工元の画像との比較が可能です。これにより、投稿された画像が元の状態から加工されたものであることを確認できる仕組みになっています。

ただし、この表示があるからといって、すべてのユーザーが加工されたことに気づくとは限りません。特に SNS では画像だけを見て情報を判断する人も多いため、誤解を招くリスクは依然として残ります。

おわりに

X(旧Twitter)の画像に対する「AI編集」(英語で「Edit with Grok」または「Edit image」)ボタンに関する公式発表は、現時点で確認できませんでした。

  • Elon Musk氏、@xai、@grokなどの公式アカウントから、この機能のロールアウトを直接告知する投稿は見当たりません。
  • Xの公式ヘルプやブログ、xAIのサイトでも関連する発表は掲載されていません。

多くの新機能が、Xでは事前告知なしに段階的に展開されることが多いため、公式発表がないまま実装された可能性が高いです。実際のボタンの様子は、ユーザー共有のスクリーンショットで確認されています。 今後、Elon Musk氏から後追いでの言及があるかもしれませんが、現在はユーザー発見ベースの機能と言えます。

X の画像 AI 編集機能は、誰でも簡単に画像加工ができる便利なツールです。一方で、他人の投稿画像を簡単に編集できてしまうことから、フェイク画像の作成や著作権侵害といった問題も懸念されています。 この機能を利用する際は、自分が撮影またはアップロードした画像以外の加工・公開には十分注意し、他者の権利を尊重することが大切です。また、AI で加工された画像を見る側も、その画像が本物かどうかを慎重に判断する姿勢が求められます。

※ ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

出典: Impress Watch

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