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Google NotebookLM 内容を動画解説する Video Overviews を追加

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米Googleは2025年7月29日(現地時間)、同社のパーソナライズAI研究アシスタント「NotebookLM」に対して二つの新機能を発表しました。一つは「Video Overviews」で、もう一つは「Studio」パネルの機能アップグレードです。これらの新機能は研究や学習の効率化を目指して設計されており、まずは英語対応が中心で提供開始されますが、順次他言語対応も計画されています。

Video Overviewsの特徴

「Video Overviews」は昨年9月に導入された音声解説機能「Audio Overview」の動画版にあたります。Audio Overviewは日本語では「音声解説」と呼ばれ、2人の対話音声がポッドキャストのように内容を説明するスタイルでした。今回のVideo Overviewsは、こうした音声解説に加えてAIが生成する画像や図によるスライドが付加され、視覚的にも内容理解を促進する仕組みです。つまり、ナレーションに合わせて自動で作成されるスライドショーが同時に表示される形での解説が可能になっています。初期段階では英語のみに対応し、今後多言語への拡張を目指しています。

この機能によって、ユーザーは講義や研究ノートの内容を音声と映像の両方で理解でき、学習の利便性が大幅に向上すると期待されます。

Studioパネルのアップグレード

もう一つの大きな変更はNotebookLM内の「Studio」パネルのアップグレードです。これまでは1つのノートブックに対し、音声解説やマインドマップなどの資料は1つずつしか作れませんでした。今回のアップデートで、同じ形式の資料を複数作成して保存できるようになり、ノート作成の柔軟性が大幅に増しました。

例えば、多言語環境でのチーム利用が想定されており、1つのノートブックに対して日本語、英語など複数言語の音声解説を準備できるようになります。さらに、チーム内の異なる役割に応じて、伝える内容やトーンを変えた解説を複数作成し、適材適所に情報を届けることが可能です。

またStudioパネルのユーザーインターフェイス(UI)も改良され、マルチタスク機能が実装されました。ユーザーは音声解説を聞きながら同時にマインドマップを閲覧するなど、さまざまな資料を並行して操作・利用できるため、ノート閲覧時の操作性が格段にアップしました。

今後の展望と意義

今回のアップデートはNotebookLMの使い勝手を向上させ、より実践的な応用シーンを増やすことを狙っています。特に多言語対応や多様なコンテンツを一つのツール内で管理できる点は、グローバルな研究チームや教育現場における活用に寄与すると見られます。

GoogleのNotebookLMは、ユーザーの調査や学習体験をパーソナライズ化することで情報整理や知識深耕を支援するツールです。今回の「Video Overviews」と「Studio」パネルの進化によって、今後さらに専門分野の研究者のみならず教育関係者やビジネスユーザーにも利便性が高まることが期待されます。

なお、Video Overviewsはまず英語のみの提供で、他言語対応は近日中に開始される予定です。一方、Studioパネルの機能アップグレードはすべてのユーザーに段階的に展開されていきます。

出典: itmedia

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