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Google AI サブスクリプションを整理 〜 Plus・Pro・Ultra で何が変わるのか〜

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要旨

Google が提供する AI サービスのプランは、無料・Plus・Pro・Ultra の 4 段階に整理されています。2026年4月時点の最新情報をもとに、それぞれのプランで使える機能と制限の違いをわかりやすくまとめました。Gemini アプリの利用回数やストレージ容量はもちろん、Gmail・Google フォト・NotebookLM・動画生成ツールなど、日常的に使う多くのサービスがプランによって大きく変わります。どのプランが自分に合っているかを判断する手がかりになれば幸いです。

プラン名の整理と料金

まず名前の変遷から確認しておきます。かつて「Gemini Advanced」や「Google One AI Premium」と呼ばれていたプランは、2025年5月の Google I/O で Google AI Pro に改称されました。同時に、より上位の Google AI Ultra も新設されています。

現在の料金体系(米国価格)は次のとおりです。

  • Google AI Plus:月額料金は公表されていますが、記事内では金額の明記なし
  • Google AI Pro:月額 $19.99(約 3,000 円)
  • Google AI Ultra:月額 $249.99(約 37,000 円)

Google AI Ultra は 150 カ国以上で提供されており、グローバルに展開が進んでいます。

無料・Plus でできること

無料プランでは、Gemini アプリの基本モデルである Gemini 3 Flash が使い放題で、Gemini 3.1 Pro や思考モード(Thinking)も 1 日あたりの制限付きで利用できます。音楽生成は 1 日あたり最大 10 トラック(30 秒)または 5 トラック(3 分)まで、画像生成は 1 日 20 枚まで可能です。Google 検索の「AI Mode」でも、米国ユーザーであれば Gemini 3 Pro を使った高度な検索が無料で試せます。

Google AI Plus では制限が緩和され、Thinking モードが 1 日 90 回、Pro モードが 30 回まで使えるようになります。画像生成も 1 日 50 枚に増え、動画生成(Veo 3.1 Fast)も 1 日 2 本まで利用可能になります。また NotebookLM の上限も増え、1 日 200 チャット・ノートブックは最大 200 件まで扱えます。月ごとの AI Credits は 200 クレジットで、Flow や Whisk といった動画・画像制作ツールに使えます。

Google AI Pro の目玉機能

月額 $19.99 の Google AI Pro は、日常的に Google のサービスをよく使う方に向いたプランです。

Gemini アプリでは Thinking モードが 1 日 300 回、Pro モードが 100 回と大幅に拡張されます。コンテキスト(一度に処理できる情報量)は 100 万トークンで、これは文書に換算するとおよそ 1,500 ページ分に相当します。

Gmail では「AI Overviews」機能が使えるようになり、メールを 1 件ずつ開かなくても検索結果に要約が表示されます。文章の校正・トーン修正機能(Proofread)も利用できます。Google ドキュメント・スプレッドシート・スライド・ドライブには Gemini のサイドパネルが追加され、文章の作成補助や AI による情報取得が可能になります。

注目のアップデートとして、Google One のストレージ容量が 5 TB に増量されました(2026年4月1日付け、従来の 2 TB から引き上げ)。Gmail・ドライブ・フォトで共有して使えます。

また、AI を使って動画を作成・編集できる Flow や、画像をもとに短い動画を生成する Whisk Animate(Veo 3 を使用)も Pro プランから利用できます。毎月 1,000 AI Credits が付与され、消費したぶんは追加購入($25 で 2,500 クレジットなど)も可能です。

コーディング支援ツールの Jules(非同期型 AI コーディングエージェント)や Gemini Code Assist も、無料プランより 5 倍の利用枠が与えられます。

Google AI Ultra ならではの特典

月額 $249.99 の Google AI Ultra は、AI をフル活用したいヘビーユーザー向けのプランです。

Gemini アプリでは Thinking モードが 1 日 1,500 回、Pro が 500 回と大幅に増加します。さらに、より深く考える Deep Think 3.1 モード(1 日 10 回)も使えます。音楽生成は 1 日最大 100 トラック(30 秒)または 50 トラック(3 分)、画像生成は 1 日 1,000 枚まで利用可能です。

Gmail では Pro にはない AI Inbox(ベータ)が追加され、受信トレイが「対応すべきタスク」と「把握しておくべきトピック」に自動整理されます。

Google フォトでは「Remix」や「Photo-to-Video」生成が最高レベルの上限で使え、Google Home の機能も上位の「Premium Advanced」プラン相当になります(60 日間の映像履歴・24 時間録画など)。

NotebookLM は 1 ノートブックあたり最大 600 ソース、1 日 5,000 チャット、Deep Research が 1 日 200 回など、Pro の約 10 倍の制限で使えます。

ストレージは 30 TB(通常月額 $149.99 相当)、さらに YouTube Premium の個人プラン(通常月額 $13.99)も含まれます。

ブラウザを操作して調査・買い物・旅行予約などを自動で行う Project Mariner(最大 10 タスク同時実行)や、テキストから遊べるインタラクティブな世界を生成する Project Genie も Ultra 限定の機能です。

おわりに

Google の AI プランは、無料から Ultra まで幅広いニーズに対応する形で整備が進んでいます。Google のサービスを普段からよく使っている方であれば、Pro プランでも十分な恩恵を感じられると思います。ストレージが 5 TB になるだけでも、写真や授業資料をクラウドにたっぷり保存できるようになります。Ultra は料金こそ高めですが、含まれる機能を個別に揃えようとすると逆に割高になるケースもあり、AI を業務や学習で集中的に活用したい方には検討の余地があります。プランの比較は公式サイトでも随時更新されていますので、気になる方はあわせて確認してみてください。

※ ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

出典: 9to5Google

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