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Anthropic の新モデル Claude Sonnet 4.6 登場 〜 Opus 級の賢さをより手軽な価格で 〜

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要旨

Anthropic が 2026 年 2 月 17 日、新しい AI モデル Claude Sonnet 4.6 を正式にリリースしました。これまでの Sonnet シリーズから大幅に性能が向上し、コーディング支援、長い文章の読解・推論、パソコン操作の自動化など、幅広い分野で実力を伸ばしています。さらに、従来は上位モデル Opus でなければ対応できなかったような高度な作業も、より低コストでこなせるようになりました。無料プランを含むすべての Claude プランで今すぐ利用でき、開発者向け API でも同日から利用可能です。


コーディング支援が大幅に向上

Claude Sonnet 4.6 が最も大きく進化した点のひとつが、プログラムを書く作業(コーディング)の支援です。Anthropic 社によると、先行して試した開発者の多くが、以前のモデル Sonnet 4.5 よりも Sonnet 4.6 を好んで使ったと報告しています。

特に評価されたのは「コードを修正する前に文脈をきちんと読む」「同じような処理を無駄に繰り返さない」といった点です。プログラムを長時間書き続けるような作業でも、途中で質が落ちにくいという声も届いています。

また、コーディング支援ツール Claude Code では、ユーザーが Sonnet 4.5 より Sonnet 4.6 を好む割合が約 70% に上り、さらには旧上位モデル Opus 4.5 に対しても 59% のユーザーが Sonnet 4.6 を選んだとされています。「過剰に複雑な設計をしない」「指示をきちんと守る」「やり遂げたと嘘をつかない」といった実用的な改善が、現場での評価を押し上げています。


パソコン操作の自動化が実用レベルへ

Anthropic は 2024 年 10 月、AI がまるで人間のようにパソコンを操作できる機能(コンピューター・ユース)を世界で初めて一般向けに公開しました。当初は「まだ試験的で、操作が不安定なこともある」と説明されていましたが、Claude Sonnet 4.6 ではその精度が大きく改善されています。

AI のパソコン操作能力を測る業界標準のテスト OSWorld では、Sonnet シリーズが約 16 ヶ月にわたって着実にスコアを伸ばし続けていることが示されています。早期に試したユーザーからは、複雑な表計算ソフトの操作や、複数のウェブページにわたる多段階の入力作業を、人間と同等のレベルでこなせるようになったという報告も出ています。

また、悪意のある第三者がウェブページに隠した命令で AI を乗っ取ろうとする「プロンプト・インジェクション攻撃」への耐性も、前モデルと比べて大きく向上しています。


100 万トークンの広大な「記憶」で長期推論が可能に

Claude Sonnet 4.6 はベータ機能として、100 万トークンという非常に大きなコンテキストウィンドウ(一度に処理できる情報の量)に対応しています。これはコードベース全体、長大な契約書、数十本の論文をまとめて処理できる規模です。

さらに注目すべきは、大量の情報を読み込むだけでなく、その全体を横断して「筋道を立てた推論」ができる点です。模擬的にビジネスを運営する評価テスト Vending-Bench Arena では、Sonnet 4.6 が独自の戦略を編み出し、序盤に積極投資して設備を拡充し、終盤で利益確保に切り替えるという巧みな計画を実行してトップの成績を収めました。


価格と提供プラン

Claude Sonnet 4.6 は無料プランを含むすべての Claude プランで既定のモデルとなっています。API での利用料金は前モデル Sonnet 4.5 と同じで、100 万トークンあたり入力 $3 /出力 $15 です。

開発者向けには claude-sonnet-4-6 という名称で Claude API から利用でき、主要なクラウドプラットフォームでも対応が始まっています。また Claude in Excel では MCP コネクター(外部サービスとの連携機能)に対応し、S&P Global、PitchBook、Moody’s といった金融データサービスと直接やり取りしながらスプレッドシート作業ができるようになりました。この機能は Pro、Max、Team、Enterprise プランで利用できます。


おわりに

Claude Sonnet 4.6 の登場により、これまで高性能な上位モデルでなければ難しかった作業が、より手軽なコストで利用できるようになりました。プログラムを書く仕事をする人にとっては作業効率の大幅な向上が期待でき、ビジネスの現場では書類の読み込みや複数のシステムをまたぐ繰り返し作業の自動化が現実味を帯びてきます。また無料プランでも最新モデルが使えるようになったことで、AI を初めて試してみる一般の方にとっても入り口が広がりました。今後さらに改善が続くことが予想される AI の進化から、引き続き目が離せません。

※ ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

出典: Anthropic

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